岐阜駅インプレ歯科ブログBLOG

似て異なる天然歯とインプラント

インプラント治療 当院からのお知らせ

岐阜駅インプレ歯科です。

インプラントがよく自分の歯が生え変わるような話がありますが、それに近い感覚であるのは事実です。

しかし、体の中でとどまっている構造はまったく違います。

その構造を理解することでインプラントの長期維持に役立ててればと思います。

インプラントと天然歯の違いについて

天然歯もインプラントも顎の骨に埋まっています。その周りを歯肉がガードしています。

異なるのは歯は骨と結合していなくて、インプラントは骨と結合し一体化しているということです。

歯科矯正が人気がありますが、歯を動かして整列させるのが歯科矯正です。

歯が動かないと整列できません。そう、歯は動くのです。

何故動くのか?それは、骨と結合していないからです。

歯根膜というクッションのようなものを介在して骨の中にとどまっています。

抜歯ができるのも骨と結合していないからペンチの様なもので引っ張って抜けるわけです。(たまに骨と結合しているものもあり)

インプラントは骨と結合しないとダメです!

インプラント体にある微小なくぼみに、再生した骨が入り込み結合します。これをオッセオインテグレーションと言います。

機械的な力、結合力でとどまっているのです。

結果的にインプラントは力を逃がすことができません。クッションがないので沈まないわけです。

かみ合わせの調整が非常に重要になります。

この咬合力がインプラントの長期維持への一つのチェックポイントになります。

インプラントと天然歯は似て異なものである事を理解していただき、メンテナンスケアを頑張って長期維持を目指しましょう!