岐阜駅インプレ歯科です。
インプラントがよく自分の歯が生え変わるような話がありますが、それに近い感覚であるのは事実です。
しかし、体の中でとどまっている構造はまったく違います。
その構造を理解することでインプラントの長期維持に役立ててればと思います。
天然歯もインプラントも顎の骨に埋まっています。その周りを歯肉がガードしています。
異なるのは歯は骨と結合していなくて、インプラントは骨と結合し一体化しているということです。
歯科矯正が人気がありますが、歯を動かして整列させるのが歯科矯正です。
歯が動かないと整列できません。そう、歯は動くのです。
何故動くのか?それは、骨と結合していないからです。
歯根膜というクッションのようなものを介在して骨の中にとどまっています。
抜歯ができるのも骨と結合していないからペンチの様なもので引っ張って抜けるわけです。(たまに骨と結合しているものもあり)
インプラントは骨と結合しないとダメです!
インプラント体にある微小なくぼみに、再生した骨が入り込み結合します。これをオッセオインテグレーションと言います。
機械的な力、結合力でとどまっているのです。
結果的にインプラントは力を逃がすことができません。クッションがないので沈まないわけです。
かみ合わせの調整が非常に重要になります。
この咬合力がインプラントの長期維持への一つのチェックポイントになります。
インプラントと天然歯は似て異なものである事を理解していただき、メンテナンスケアを頑張って長期維持を目指しましょう!
岐阜駅インプレ歯科院長、インプラント治療担当ドクター。
1971年鹿児島県生まれ。1万2千本以上(2011年1月から2023年8月の通算)の個人埋入実績を積み重ねているインプラント治療専門の歯科医師。
これまで大手歯科法人のインプラントドクターとして、東京、名古屋、滋賀、京都のクリニックで、中・高難度の治療を一手に行ないながら、名古屋院院長、関東エリア統括、法人の副理事長職も歴任。
愛知学院大学卒業から東海地域に対する地域に密着した歯科医療推進の思いから、岐阜、名古屋、三重を中心に歯科治療を行う。
厚生労働省歯科臨床研修指導医
日本インプラント学会会員
日本歯周病学会会員
マイティスアローインプラント公認インストラクター
ブレーンベースインプラントマイスター
ストローマンインプラント各コース修了
ノーベルインプラント各コース修了
アストラインプラント各コース修了
ハーモニー矯正コース修了
インビザラインGO矯正システムコース修了